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TURN2『始まり』-EX-

前書き

またしても遊馬視点のお話。

どんだけ遊馬好きなんだとwww

もっかい言うけど一応主人公は瀬奈だよww

今回は前日談。実質TURN1、2の間、空白の一日のお話です。

さて、始まりまーす。
…………………………………………

ジリリリ・・・・

目ざましの音が聴こえる…

寝ぼけながらも僕はその目ざましをとめる。

「ん…ふぁああ…昨日は色々あったなあ…」

美術館に行って…瀬奈とデュエルしたり…ああ、瀬奈じゃないっけ…

ふと目ざましを見ると…

しまった!寝過した!

大慌てで着替えを済まして部屋を出る。

「ああ!何で瀬奈は起こしてくれないのさ!」

…いや…もしかして…

いやな予感がして瀬奈の部屋にいってドアをノックしてみる。

…反応なし…と。

「瀬奈ー?」

…相変わらず反応なし。

もしかして起きて部屋にいないかも?と淡い希望を抱きドアを開けてみる…

まあ、その希望はもろくも崩れちゃったわけなんだけど…

「瀬奈ー!ほら!起きてよ!遅刻しちゃうよ!!」

「…うるさい…」

「ああ!!もう!!起きてってば!!!」

…まあいつものことだけどさ…

…さて、ここは…

そうだ、自己紹介しなきゃね。僕は武藤遊馬、起こしてるのは兄貴の瀬奈。

この瀬奈の朝の弱さには…いつものことながら困ったなあ。

僕も遅刻したくないから…仕方ないけど…ここは力ずくで…
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「だーかーらー、瀬奈が起きないから悪いんだろー。」

「だからってあの起こし方はないだろう。」

「だってああでもしなきゃ起きないじゃないか!」

「だからって!…ああ、もういい。」

「わかればいいんだよ。」

「…」

また怒ってるなあ。まあいつものことだけど。

「そういえばさ、なんで千年パズル持ち歩いてないのさ?」

「別にお前には関係ない。」

「なんでさあ、だってなんか面白そうじゃない?」

「別に面白くない。」

「そうかなあ…?」

「ああ、そうだ。」

取りつく島もないって感じ…

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「おっはよー。」

あ!今日も進君と弥生ちゃんがデュエルしてる。

「スパークマンでダイレクトアタック!俺の勝ちだ!」

「ええ…負けちゃった…。」

「今日は弥生が風呂掃除だからな!やった!三日ぶりに勝ったぞ!おっす!遊馬!瀬奈!」

「おっはよー。」

「…」

進君を無視して早々と瀬奈は席についちゃった…

「んだよ、瀬奈、無視かよ。」

「うるさいな。」

「あぁん!なんだ…」

「瀬奈!進く…」

進君と瀬奈の戦いが始まろうとするところを弥生ちゃんの一撃が瀬奈の後頭部に叩きつけられる。

「…いってぇ!何すんだ!やよ…」

「今のは瀬奈が悪い!ほら!進に謝って!」

「何で俺が!」

「だーかーら!今のは進を無視した瀬奈が悪いでしょう!!」

…第二のバトルが始まっちゃった…これもいつものことだけどさ、しかも今朝は弥生ちゃん負けたから一段と機嫌がわるいなあ…

「…瀬奈、弥生、俺のことはもういいから。」

「「よくない!」」

進君まで蚊帳の外に…いや、いつものことなんだけどさ。

「二人とも落ち…」

僕が止めに入ろうとしたらその時教室のドアが力一杯開く音がし、僕の声を遮った。これは…。

「瀬奈ー!!!!!!!!!!!!!俺とデュエルだー!!!!!!!!!!!!!」


「三沢…」

みんな呆気にとられ固まっちゃた…。流石に矛先を向けられた瀬奈だけは反応したみたいだけど…

「さあ!!!!!何をしている瀬奈!!!!!俺と!!!」

「ちょっと待て三沢、俺がM&Wやらないの知っているだろ?」

「ふっふっふ!!!!これを見てもそんなことが言えるのか!!!!!!!!!」

そんな事を言いながらどこからともなく三沢君はパソコンを取り出した。

「なんだこれ?…ってええ!!」

「瀬奈?どうしたの?って何これ!?」

そのパソコンに映っていたのは防犯カメラの映像…しかも瀬奈がデュエルをしている姿…昨日の美術館のやつだ…

「さあ!!!!これで言い逃れはできまい!!!!!!!!」

「…え…あ…ちょっとまて…」

じりじりと瀬奈が詰め寄られてる…珍しいなあ。

「何が映ってるんだ?遊馬?ああ、見にくいけど瀬奈がデュエルしている所か…って瀬奈が!!」

「本当!?瀬奈?どうしたの?どういう心境の変化?…聞こえてないわね。」

「確かにねぇ。」

どんどん瀬奈が追い詰められてる…あっ逃げた。

瀬奈は教室から走り去っていった。

「待てぇい!!!!!!逃がさんぞ!!!!!!!!!!!!!」

それを追いかけて走っていく三沢君。

学校内をばたばたと走り回る音があちらこちらから聞こえ、さらには三沢君の「瀬奈ー!!!!!」という声が響き渡っている。

「瀬奈があしらえなかった三沢君は珍しいなあ…。」

「確かにな。でさ、遊馬?さっきのはいったいなんだったんだ?」

「あっ!それ私も知りたい。」

「え?…うーん…」

しまった、何も考えてなかったなあ。

「うーん…」

返事に困って何気なく窓から外を見てると瀬奈と三沢君の追いかけっこが学校の外まで続いているのが見えた。

…今日は瀬奈サボるのかなあ。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「…今日結局瀬奈帰ってこなかったなあ…」

そんなことを思いながら学校から帰ってると見知った人影が…

あっ!三沢君だ!

目を血走らせながらぎょろぎょろと辺りを見回している。

「あれ?三沢君?瀬奈は捕まった?」

「に・げ・ら・れ・た!!!!!!」


…だろうね。

「俺は瀬奈を絶対に見つけ出してやる!!!!!!!」

「ああ…頑張ってね…。」

「さらばだ!!!!!!!!!」


…うん。

絶対に僕が瀬奈の弟ってこと忘れてるよね…。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「ただいまー。あっ父さんただいま」

「遊馬、おかえり。瀬奈はもう帰ってるよ。」

「ああ、やっぱり?」

「やっぱりって?」

「結構速かったでしょ?瀬奈は?」

「いや、つい二、三分前だよ?」

「え…?」

さっき三沢君に会ったのが十分くらい前だから…

ほんとにさっきまで逃げ回ってたんだ。

「どうしたの?遊馬?」

「いやー、なんでもないよ。」

学校サボって町中逃げ回ってたなんて言えないよね。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「瀬奈ただいまー。」

「…」

死んでる。

「瀬奈ー。おーい。」

「なんだ…?」

「お疲れ様ー。」

「うるさい…。」

「ほんとに疲れてるね。」

「…別に…」

切れ味が足りない…これは本当に疲れてるね、まあいいとして。

「ところで明日どうすんの?」

「何を…?」

「三沢君。」

「…」

「放置してるときっといつか家を調べて家まで乗り込んでくるだろうね。そうなると僕困るなあ。」

「…って言っても俺はM&Wのルールも何も知らないし、どうしようもないぞ。」

「あるじゃない?」

「何が?」

「方法。」

「なんだ?」

「千年パズルさ。」

「絶対に嫌だ。」

「なんでさ?」

「嫌だから。」

…小学生じゃないんだから。

「でもさ、このままじゃほんとに家まで攻め込んでくるよ?」

「う…。」

「まあそれは気の長い話だけどさ、きっと瀬奈は静かな学校生活をおくれないよー。」

「…」

「でも千年パズルを使って三沢君とのデュエルに勝てばきっと元の生活に戻れるよー。」

「…」

お、考えてる。

「どうする?瀬奈?」

「仕方ない…か。」

そう言って瀬奈は千年パズルを手に取った。

「ん?」

「どうしたの?」

「なんというか…反応がない。」

「って言っても壊れるもんでもないでしょ?」

「多分…おい、アテム!起きろ!…駄目だ。」

「おかしいねえ…そうだ、父さんに聴いてみれば?」

「そうだな。」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「おかしいなあ?僕の時はこんなこと無かったのに。」

「…そうかあ。」

「どうするの?瀬奈このままじゃ明日も…。」

「そうだな…。」

「何かあったの?」

「いや、何もなかったよ。ねえ?瀬奈?」

「ん…ああ。」

「ふーん、そうならいいけどさ。よし、晩御飯にしよう。」

「うん!今日の当番は?」

「じいちゃんだね。」

「ひいじいちゃんかあ…あたりはずれが大きいんだよねえ…。ねえ?瀬奈?あれ?瀬奈?」

寝ちゃってる。

「瀬奈ってば!」

「…ああ。」

「限界?」

「…わるい、父さん、遊馬、俺もう寝る。」

「ってまだそんなに時間遅くないよ?っていうかまだ5時だよ?」

「ごめん、父さん、俺もう限界…。」

「まあねえ…。」

「やっぱり何かあった?遊馬?」

「なにもないってば。ねえ瀬…」

いない…。

「どうなの?」

もう何か言い訳考えるのもめんどくさいなあ。

「あのね、父さん…」

その後僕は父さんとひいじいちゃんに今日の一日を話した。

…いいよね?瀬奈?

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「ん…」

僕は目ざましを止める。

…よし、今日は鳴る直前に止めれた。

「んー…さてと。」

時間に余裕があるだけにゆっくり着替え、瀬奈の部屋の前に立つ。

ここからが毎朝修羅場なんだよね…

「よし。」

覚悟を決め僕は瀬奈の部屋のドアをノックする。

「瀬奈ー?起きてるー?」

NEXT→TURN2「始まり」-1

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後書き

今回の終わり方は結構お気に入りww

後…は…

三沢をネタにしてごめんなさいwww

次回は…三章です。

よし、次回こそはデュエルを充実させるぞ!

では、ブリュナでした。i-88

Re: TURN2『始まり』-EX-

>投稿お疲れ(´・ω・`)ノシ

ふと思ったんだけども
冒頭だけ本文に残して
半分くらい内容を追記分に移動させると
全体がさらに読みやすくなるかも?
と思った

Re: Re: TURN2『始まり』-EX-

とりあえず変えてみましたけど…どすかwww

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