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TURN1『復活』-3

…うん、眠い


では、始まるよー。
………………………………

「…と、いうことは決闘者の王国もバトルシティも優勝したのも君ってこと?」

「…ああ。」

「…聞いてる?」

「…ああ。」

「『…ああ。』ってさっきからそれしか言ってないじゃないか!アテム!」

「…ああ。」

「…もう。」

「どうした?」

…街並みを見ていたので遊馬の話を聴いてなかったようだ。

海馬の変わりようから考えると長い年月が経っているようなのに大きな変化は見られない。

ただ時折すれ違う何処かで見たことのあるような顔、しかし俺が知っている人とは年齢が合わない…

「あっ、ここが家だよ。」

「ああ…」

殆どの変化のない俺の…いや、遊戯の家。

「ただいまー。」

「おお。お帰り、瀬奈、遊馬。」

流石に内装は変わっていたが、そこに変わらない人…

「じいちゃん!」

「おお、どうした瀬奈、出かける前も会ったじゃろう?」

「ああ、何か今瀬奈じゃないらしいよ、ひいじいちゃん。」

「どういうことじゃ?」

「じいちゃん、俺だ、アテムだ。」

「何?アテムじゃと?最近その話をしても信じなかったじゃないか?」

「いやあ、瀬奈が千年パズルを組み立てちゃって変わっちゃったみたい。」

「何!千年パズルじゃと?…おお!本当じゃ!と…いうことは本当にアテムか!」

「そうだよ、俺だ!アテムだよ!」

「おお。懐かしいのお、ちょっと待っておれ、遊戯を呼んでくるからの。」

「わかった。」

じいちゃんが店の奥に消えていく。

「そういえばひいじいちゃんと父さんが昔よく話してくれたっけ、千年パズルとその中にいたファラオの魂の話。昔は信じてたけど、最近信じなくなってたなぁ…。」

「それが俺だ。」

「…みたいだね。」

その時店の奥からバタバタとじいちゃんが出てきた。

「こっちじゃ!急げ!遊戯!」

「もう、そんなに急かさないでよ。ああ、お帰り遊馬、瀬奈。」

店の奥からでてきたのは中年の男性、彼もまた海馬と同様、中年とは言い難い、しかし彼は海馬とは違う、海馬は若者といってもいい鋭さを放っていた、だが彼は少年のような柔らかさを放っている。

「…相棒か?」

「どうしたの?瀬奈?ああ、そういえばさっき海馬君から電話があって何か面白いことがあるってさ。」

「父さん、瀬名じゃないよ。」

「何言ってんの遊馬?」

「俺だ!アテムだ!」

「…アテム?本当にアテムなの?」

「僕も信じられないんだけど、ほら、千年パズル。」

「…アテムなんだね。」

「そうだ、相棒。」

「いや、何か急だね。どうしたの、アテム?」

…そういえばそうだ。

「俺にもわからない、何のために蘇ったのか。」

「そっか…でもお帰り、アテム。」

「ありがとう、遊戯…そうだ、みんなは?」

「城之内君はまだこの街に住んでるよ、本田君は何か世界を見てくるって旅にでちゃった。海馬君にはどうやら会ったみたいだね。」

「ああ、…杏子は?」

「杏子は…」

「いきなりどうした?遊戯?」

「杏子は僕の母さんだよ。」

…ん?

「遊馬?何ていった?」

「僕の母さんっていったんだよ?」

「うん、そういう事。」

「…やるじゃないか、遊戯。」

「あはは、ありがとう、アテム。まあ今はアメリカでダンス教室のレッスン中だけど…そういえば瀬奈は?」

「そうだよ、瀬奈はどうしたの?」

…そういえばそうだ。

「ちょっと待て。」

…起きろ

そう心の中に強く語り掛ける、すると…

「ん…あれ?家だ?みんな?どうした?ひいじいちゃん?父さん?遊馬?…ってあれ?千年パズル…?」

…起きたか?

「ああ…ってえっ?」

まあ無理もないな…

「何が?ってお前誰だ?って言うよりどこから声がしてるんだ?」

「…何かテンパってるとこ申し訳ないんだけど…瀬奈だよね?」

「当たり前だ、大丈夫か?遊馬?病院行くか?」

さっきお前同じこと言われてたぞ?遊馬から。

「いや、覚えてないし、言われてないから…ってさっきから俺は何に反応を…?」

「瀬奈、それが千年パズルの力じゃ。」

「えっ?ああ…そういえば昔からひいじいちゃんよく話してたっけ、千年パズルの中のファラオの魂だっけ…ってええ!」

やっと理解したか。

「出来るか!…ああ!訳がわからねえ!」

…そういうことだ、俺はアテム、よろしくな、瀬奈。

「何がだ!」

おいおい話すから、ちょっと変われ。 

「何を!ってえぇ!」

「ふう。」

…相棒より融通がきかない奴だな。 

何かを瀬奈が騒いでいるが、まあいいだろう。 

「大丈夫みたいだね。」

「何やら騒いでいるがな。」

「まあ…僕の時とは違うみたいだしね。」

「…だな。」

暫しの間流れる沈黙…そこで遊馬が口を開く。

「そうだ!アテム、僕とデュエルしない?初代決闘王とデュエルしたくなってきた。」

…唐突だな。だが。 

「いいぜ、よし、デュエルだ!」
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後書き

前書き…ってよく考えると前に書くから前書き…。笑

内容からわかると思いますが一番最後に書いてます。笑

あと本当めっちゃ眠かったので、後半が若干なげやり…

んー展開が強引なんで、完全版ではリタッチするかなあ…。 

ただどこをどうするか…。笑

デュエル以外のパートでは非常に難しいんで、解説が吹っ飛ばされる傾向に…。笑

では、ブリュナでした。

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