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TURN6『蘇生』[罪悪]

えーと。

執筆意欲が多少戻ったので書こうと思います!www


…馬鹿な。」

俺がドローしたカードは真っ白で何も映ってないカード。

なんだ…このカードは…

「どうしたの?いいカードでも引いた?」

「…」

答えることが出来ない。いいカードなわけが無い。

一体なんなんだ?このカードは…

「あなたの手は全てわかってるの。あなたはこのターン逆転のカードは引かない。そしてそのまま私に倒される運命。そしてあなたは死ぬの。」

「…」

「あ、でも、その運命を回避する方法が一つだけあるわ。」

「…何だ?」

「あなたがサレンダーすればいいの。」

「誰がサレンダーなど…!」

「ふーん。じゃああなたは瀬奈を殺すの?あ、もう死んでるんだったけ?」

「う…」

忘れてはいなかった、だが心の奥底に無意識に封印していた漠然とした虚無感が心の中に広がって行くのを感じる。

俺が…もう一度…瀬奈を…。

…これ以上の抵抗は無駄かもしれない。

いや。無駄だ。諦めた方が懸命だ。

仕方ない。

仕方ないんだ、仕方ない。

瀬奈を守れず、カードに…デッキに見放された俺がこれ以上戦えるわけが無い。

仕方ない仕方ない仕方ない。

右手に握ったままだったカードを左手に持ち変える。

仕方ない仕方ない仕方ない仕方ない。

そして俺はデッキに右手を…

乗せようとした。だがその行為は誰かが俺の腕を掴むことで未遂に終わる。

「な…。」

『何をしているんだ?お前は?』

「…!」

反射的に右側をみて俺は愕然とする。

「…瀬…奈。」

『まったく。遊馬も遊馬だがお前もお前だな。まあいい、あとは任せろ。』

目の前に居た瀬奈の姿は消え、そして俺の心虚無感が満たされていくのを感じる。

「ふう。やっぱり落ち着くな。」

「アテム?一体…!いや、違うわ…この感じは…まさか…こんな未来…私は…知らない…そんな…瀬…奈…!」

「ん?お、弥生じゃないか。よかった。無事だったんだな。」

いや!瀬奈!違うぞ!今の弥生はジャスティスに操られている!

「な…また面倒くさいことになってるな…。」

「ば…馬鹿な!お前はジャスティス様に…。」

「ああ、そんなこともあったな。まあ細かいことは気にするな。」

細かくはないが・・・

「細かいことは気にするなって…ところで弥生。」

「私は弥生じゃない!シヴァだ!」

「どちらでもいいが…何でお前は泣いているんだ?」

「なっ…」

瀬奈が生きていると解った瞬間からシヴァの眼から大粒の涙が溢れ出している。

これは…

瀬奈!

「ああ、弥生はあいつの中でまだ生きているってことだな。」

「…だからどうしたって言うの!今のあなたに逆転する手は無い!」

…忘れかけていたがそうだった。今の手札にはシヴァに勝てる手は無い。

瀬奈!どうするつもりだ!

「ああ。こうするつもりだ。」

そういい、瀬奈は何かをつぶやき始める。

これは…何かの呪文…なのか?

「何をぶつぶつ言っているの!あなたのターンはもう終わりよ!サレンダーしないなら早くターンエンドしなさい!」

「…そんなに焦るな。今終わったところだ。行くぞ。」

瀬奈の手に握られた白紙のカードが光輝き始める。

何が起ころうとしているんだ…!

「魔法カード発動、
超融合!

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