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TURN6『蘇生』-[絶望]

はーい、頑張るぞー。

あ、先に言っとく。

パラドックスじゃねーからな。w


一ターン目からモンスターを融合した…だと…。

「融合モンスターは融合したターンには攻撃できない、まあ今は関係ないけどね、私はこれでターンエンド。さあ、貴方のターンよ。」

「くっ…ドロー!」

「魔法都市エンディミオンでしょ?」

「な…」

確かに今俺がドローしたカードは魔法都市エンディミオンだ…

「私には見えてるの。全部ね。」

「その程度…何だというんだ!俺は魔法都市エンディミオンを発動!そして魔導騎士ディフェンダーを守備表示で召喚!カードを一枚伏せてターンエンド!」

「アテムが今伏せたカードはウイルスカード。今は意味が無いけどブラフのつもり?」

「…」

当たっている…

「まあいいわ。私のターン、ドロー。私は装備魔法レインボーヴェールをインフェルノ・ウイングに装備。そしてディフェンダーに攻撃、インフェルノ・ブラスト!」

インフェルノ・ウイングの手に炎が握られその炎はディフェンダーに向かって投げつけられる。

このままでは…

「くっ!ディフェンダーの効果!」

「無駄。レインボーヴェールの効果であなたのディフェンダーの効果は無効化されてるの。だからあなたのディフェンダーはそのまま破壊されるの。」

ディフェンダーは炎に包まれ消滅する。

…ん?

何か体からチクリとした痛みを感じた。

「あ、そうだ。インフェルノ・ウイングの効果で貫通ダメージを受けてもらうわよ。」

貫通効果…うかつにモンスターを展開するわけにもいかないというか…。

アテムLP4000→3900

「更にインフェルノ・ウイングの効果!破壊したモンスターの守備力か攻撃力、どちらか高いほうのダメージをあなたに与えるわ。」

「なんだと!」

「ん?そのままの意味よ。効果発動、ヘル・バックファイア!」

炎の波が俺に襲い掛かってきた。

「ぐぁあああああ!」

波に飲み込まれたとき、体中に激痛が走る。

「…ぐぅ…何だ…今のは…」

「あ、言うの忘れてたけどこのデュエル闇のゲームだからね。」

「…そういう…ことか。」

アテムLP3900→1900

「私はこれでターンエンド。」

「俺の…ターン…」

痛みで頭が朦朧とする…

だがこんなところで負けるわけにはいかない!

「ドロー!」

「魔導獣ケルベロス?ふーん。」

「…俺は魔導獣ケルベロスを召喚、魔法カード、魔力掌握を発動!ケルベロスに魔力を2段階チャージする!このモンスターの攻撃力はこのカードにチャージされた魔力1段階につき500ポイントアップする!」

魔導獣ケルベロスATK1400→2400

「ふーん。」

「魔法カード…魔法移しを発動!レインボーヴェールをケルベロスに移させてもらう!魔法カードが発動したことで
更に魔力をチャージ!」

魔導獣ケルベロスATK2400→2900

「あらあら。」

「魔導獣ケルベロスでインフェルノ・ウイングに攻撃!トライ・マジカル・シュート!」

ケルベロスの三つの首から同時に魔力が放たれその魔力はインフェルノ・ウイングを粉砕した。

「あら?やるじゃない。」

シヴァLP4000→3200

何とか倒せたか…。

「ケルベロスが戦闘を行った場合、ケルベロスにチャージされた魔力は全て失われる。…俺はカードを一枚伏せてターンエンド。」

「私のターン、私はE・HEROアイスエッジを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンド。」

動きは無い…

「俺のターン…ドロー!ケルベロスでアイスエッジに攻撃!」

「残念、リバースカード、ヒーローバリア。攻撃は無効にさせてもらうわね。」

「くっ…」

E・HEROを相手のフィールドに残すと融合される危険性があるから倒しておきたかったのだが…

「俺はこのままターンエンドだ。」

「私のターン!ドロー!アイスエッジを生贄に捧げ…」

生け贄召喚…だと。

「私は氷結界の龍ブリューナクを召喚するわ!」

シヴァのフィールドに現れたのは、蒼く輝く美しい龍。ただその美しさと裏腹に、触れただけで怪我をしてしまいそうな鋭さを放っている。

「ブリューナクの効果を発動!手札を一枚墓地に送りあなたのフィールドのカードを一枚あなたの手札に戻させてもらうわ、私が戻すのはその伏せカード!…えーっと…魔力掌握かな?」

「…正解だ。」

「そう?よかった、効果発動!アイス・トルネード!」

ブリューナクの羽ばたきで発生した氷の竜巻により俺のリバースカードは吹き飛ばされる。

「くっ…。」

ケルベロスを守るカードは…無くなった。

「ブリューナクでケルベロスに攻撃!エターナル・ブリザード!」

ブリューナクの口から吐き出される極寒のブレスでケルベロスは完全に凍てつき、粉々に砕け散る。

アテムLP1900→1000

「ぐぅぅぅぅ!」

再び俺の体を激痛が襲う。

その激痛により、意識が飛びかかるが、直前のところで踏みとどまる。

「かはぁ!」

「うふふ、大丈夫?アテム?」

「まだだ!」

まだ…やれる!

「まだ元気みたいね、さあ、あなたのターンよ。」

「…ドロー!俺はホーリーエルフを守備表示を召喚!カードを一枚伏せてターンエンド!」

「ふーん、そのカードを伏せるんだ。まあいいわ、私のターン、ドロー。私は魔法カードダークコーリングを発動!」

「そのカードは…?」

「ん?これはね、墓地のHEROを融合する融合魔法、ただ融合モンスターは闇に染まるけどね。私は生贄に捧げたアイスエッジと効果で墓地に送ったオーシャンをダークフュージョン!その目に刻みなさい!E-HERO ダイアモンド・ダスト!」

ダイアモンド・ダストと呼ばれたHEROがシヴァのフィールドに現れる。その姿は棘々しい氷に包まれ、極寒のオーラをその体から放っている。

E-HERO ダイアモンド・ダスト
ATK/2500 DEF/2000

「ダイアモンド・ダストの効果!私のフィールド上の氷を纏うモンスター一体に付き相手のモンスター全てのステータスを500ポイント下げさせてもらうわ!効果発動!アイス・エイジ!」

ダイアモンド・ダストの体から放たれているオーラは力強さを増し、周りのもの全てを凍てつかせた。

「ぐ…」

ホーリーエルフ ATK/800→0 DEF/2000→1000

「ダイアモンド・ダストでホーリーエルフに攻撃!コキュートス・ダーツ!」

ダイアモンド・ダストは巨大な氷の刃を形成し、それをホーリーエルフに向かって投げつける。

「リバースカード!オープン!」

「攻撃の無力化よね。まあ仕方ないわね。」

ダイアモンド・ダストの投げつけた氷の刃は不可視の壁に防がれ消滅する。

「うーん、私はこれでターンエンド、手札も無いしね。」

そうは言っているが、シヴァの顔には余裕が満ち溢れている。

…くそっ。

「俺のターン!ドロー!俺は魔力掌握を発動!魔法都市エンディミオンに魔力を二段階チャージする!」

魔法都市を結ぶ結界はチャージされた魔力により、その輝きを増しだした。

「これで魔法都市の魔力が最大になる!その魔力を全て開放した時!魔法都市を治めし王が現れる!出でよ!神聖魔導王エンディミオン!」

結界が解き放たれ魔導都市の王が現れる。

「この瞬間、魔導王の効果が発動するぜ。墓地に存在する魔法カードを一枚を手札に加えることが出来る。効果発動!リバイブ・マジック!俺は魔法写しを回収する。」

「強そうなモンスターね。でも私のダイアモンド・ダストの効果は受けてもらうわよ。」

魔導王の体はダイアモンド・ダストの放つ冷気で凍り始める。

神聖魔導王エンディミオン ATK/2700→1700 DEF/1700→700

「ふふふ、そのままじゃ私のモンスターは倒せないわよ。」

確かに…

…だが!

「そんなことはわかっているさ!さらに魔導王の効果!手札の魔法カードを一枚墓地に送ること相手フィールド上のカードを一枚破壊する!効果発動!マジック・エナジー・ブラスト!」

魔導王の杖に魔法の力が集約し、その力はダイアモンド・ダストに放たれる。

その力でダイアモンド・ダストは粉々に砕け散る。

「これで…どうだ!」

「うふふ、それぐらい計算済み。ダイアモンド・ダストの効果、このモンスターが破壊されたときフィールド上に存在する全てのカードを破壊するの。まあ私のブリューナクも一緒に破壊されるけどね。効果発動!ブリザード・エクスプロージョン!」

粉々になったダイアモンド・ダストの欠片が飛び散り、フィールド上の全てを飲み込み粉々に打ち砕いた。

「これでどう?」

エンディミオンが…

だが!

「問題は無い!魔法カード!魂の浄化!闇にとらわれたHEROの魂を浄化する!」

シヴァの墓地が光り、そこから闇の力から解き放たれたHERO二体が俺のフィールドに蘇る。

「魔法カード、融合!出でよ!E・HEROアブソルートZero!」

蘇ったHEROは再び一つになり、絶対零度という名の勇者が現れた。

「更に魔法カード速攻を発動!シヴァにダイレクトアタック!瞬間氷結!」

Zeroの手が刃に変化し、シヴァを切り裂いた。

「…っ、流石に痛いわね。」

シヴァLP3200→700

「俺はこれでターンエンドだ!さあ!お前のターンだ!シヴァ!」

「ふふふ…」

状況は圧倒的不利だが、シヴァは不敵な笑みを絶やさない。

「…何がおかしい!」

「今あなたが自分が有利と思っていることよ。私のターン、ドロー。私はイービル・コアを守備表示で召喚。これでターンエンド。」

イービル・コア ATK/0 DEF/0

シヴァのフィールドに現れたのは、ただ真っ黒な球体。しかも攻守は0…

一体どういう…

「なにボーっとしてるの?あなたのターンよ。」

「…ドロー!イービル・コアに攻撃!」

真っ黒な球体は真っ二つに割れた。だが、瞬時に元の形に戻った。

「…なんだと。」

「残念、イービル・コアは墓地にイービル・スピリットが存在する限り破壊されないの。」

…無敵、ということか。

「俺はカードを一枚伏せてターンエンド。」

「私のターン、ドロー。私は魔法カード、ダークフュージョンを発動するわ。」

融合…だと?

「お前のフィールドにはモンスターは一体しか存在しないはずだ!」

「確かにそうよ、でもねイービル・コアは融合できるのよ。あなたのフィールドのZeroとね!」

真っ黒な球体から無数の触手が伸び、俺のフィールドのZeroに絡みつき、球体の中に閉じ込めた。

「E-HERO ダークネス・ZEROを召喚!」

そして、その球体が割れ。その中より闇に染まった新たなHEROが生まれる。

「イービル・コアと融合したモンスターの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の二倍!よってこのモンスターの攻撃力は5000!さらにこのモンスターは融合したターンに攻撃が出来る!ダイレクトアタック!フリーズ・トゥ・デス!」

「くっ!リバースカード!融合解除!」

闇に染まったHEROの体がひび割れ、その中より再び勇者が俺のフィールドに帰還する。

「あら?生き長らえたわね。まあいいわ、私はこれでターンエンド…あ、そうだアテム。」

「…なんだ。」

「私が次のターンに引くカードは強欲な壷。そしてその効果でドローするのは死者蘇生にダークフュージョン。どちらを発動しても私の勝ちね。」

「…何が言いたい!」

「…教えてほしい?なら教えてあげる。あなたがこのターン何をドローしても無駄、そして次の私のターンを迎えればあなたの負け…あなたは絶対に私には勝てないってこと。」

「それがどうした言うんだ!」

「わからないかなあ…あなたがサレンダーすれば死なずに済むってことよ。」

「俺は…絶対にあきらめない!」

「あなたがあきらめないのは勝手だけど、もし起死回生のカードを引いたとして私を倒したするわ、そうしたら私は死んじゃうのよ?」

「な…」

…確かにそうだ。

俺は弥生を助けるために今闘っている。

だが勝ったところで助けられるわけではない…

「…どうするの?アテム?」

「くぅ…」

だが…立ち止まっているわけには行かない!

「ドロー!」

俺はドローしたカードを見て愕然とする。



白紙…だと。
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次回予告

「え?やるの?」

うん。

「前回、前々回とサボってたのにまた急だね…。

アテムがドローしたカードは何も映っていない真っ白なカード。

そして勝つことの出来ない非情なデュエル

アテムは絶望の淵にたたされた…

次回!遊戯…」

ちょっとまった!

「なんだよ?せっかく僕が盛り上がってるところに…」

その前にこれ!

「え?えーっと…ジャスティスとの決闘に敗れ、失意の底にいる遊馬…ってこれ僕じゃん。」

うん!

「えー…なんか恥ずかしいなあ…。

それを悟らせないために気丈にふるまうが…

次回!遊戯王∞TURN6『蘇生』-EX-[つよがり]

デュエルスタンバイ!…ってさあ、自分で自分のこと話すの恥ずかしいんだけど…」

わかった。次回から考えとく。

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