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TURN4『開戦』―4

はい、怒涛の三日連続更新ww

ま、デュエルなしだけどねww

じゃ、始めまーす。


「お・の・れー!!!!!!なぜ勝てんのだ!!!!!!!」

三沢の咆哮が辺り一面に響き渡る、デュエルに夢中で気付かなかったが、周囲にはこっちを凝視している人間が結構多い。

「…」

お、どうやら瀬奈も気付いたようだ。

「うおおおおお!!!!!!」

走り去っていく三沢…ん、ちょっと待て。

瀬奈、三沢を止めるんだ。

「…嫌だ。」

気持はわかるが、今回はそうはいかないんだ、三沢に勝ったという証をまだ貰ってないぞ。

「げ…はぁ。今回はもういいんじゃないか?」

そうは言ってもな…

俺と瀬奈がこんな口論をしていると、三沢が戻ってきた。

「瀬奈ー!!!!!!」

「げ…」

「すっかり忘れていたぞ!!!!!!おまえにこれをやる!!!!!!!!!」

そういって三沢が差し出したのは、ジグソーパズルのピースが埋められたカードと、炎陽の鳳凰のカード。

「…これは?」

「悔しいが、貴様が俺に勝ったという証だ。お前、ルール説明を聴いてなかったのか?」

「…」

聴いてなかっただろうが。

…ああ。貰ってやる。」

瀬奈は、三沢から二枚のカードを受け取った。

「貴様はどこまで上から目線…!!ふん!!!だからこそ我が永遠のライバル!!!!!!俺に勝った以上絶対に優勝しろよ!!!!では、さらばだ!!!!」

ひとしきり騒ぎ、三沢は去って行った。

よかったな、永遠のライバルらしいぞ。

「…うるさい。」

そうだ、瀬奈。

「なんだ?」

何故ウイルスカードを使う?

「またそれか…単純に強いからだろ?そんなにあのカードが嫌いか?」



俺の脳裏に決闘者の王国での海馬とのデュエルが蘇る…

「さっきだってあのカードがなきゃ勝てなかっただろ?」

まあ、そうなんだが。

「そういうことだ。」

そうか…お、そうだ。ルール説明だったな。

「ああ、すっかり忘れてた、頼む。」

俺は瀬奈に説明をする、パズルカードのこと、アンティルールのことを。

「…つまり、この変なカードを集めると決勝トーナメントに進めるってことだな。」

まあ簡単に言ってしまえばそうだな。

「…で、俺のデッキのアンティカードはなんだ?」

ああ、あのカードだ。

「あのカード…?ああ、あれか、さっきは使う機会無かったな。」

そうだな。で、どうだ?ルールについてはわかったか?

「だいたいわかったぞ。とりあえず次の対戦相手を探さなきゃいけないんだな。」

そうだ。

「って言ってもな…」

辺りはそれなりに盛り上がっているが、ほとんどが試合見物にきた野次馬のようで、実質的な大会参加デュエリストはいないようだ。

「探すか…。」

そうだな。

「おや?瀬奈君じゃないか。」

「ん?ああ、青か。」

瀬奈を呼ぶ声が聞こえ、そっちを振り向くと海馬の息子、青がいた。

「君も参加していたとは、驚きだね。」

「ああ、何故か唐突に招待状が送りつけられて来てな。それにしてもちょうどよかった、青、デュエルだ。」

「ああ!…と言いたいんだけど。僕はディフェンディングチャンピオンだから決勝まで戦わないんだ。」

「…そうなのか。」

この間の決着をつけたかったが…どうやら無理のようだな。

「すまないね、じゃあこの間の決着は決勝の舞台だ、待ってるよ、瀬奈君。」

「ああ。」

そう言い残し、青は去って行った。

「…よし、捜査再開だな。」

…ああ。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「お、いたぞ。しかも二人。」

ん、ほんとだ。

…が、そういう状況でもなさそうだな。

決闘者はいることはいる、が、何事かもめている。

一人は黒髪の気弱そうな男、殴られたのか、顔を腫らし、地面にへたり込んでいる。

もう一人は茶髪の体格のいい男、そのへたり込んでる方の襟首を掴み、何事かわめいている。

「仕方ない、止めてやろう。」

そうだな。

瀬奈が止めに入ろうとすると、三人の黒いコートの男達が現れた。

一人はメガネをかけた小柄な男。といっても他の二人が大きすぎるだけでそう見えているだけかもしれない。

その中のリーダー格と思われる男が口を開く。

「私達の名前はジャッジメント、そこのお前!ルール違反を犯したな。」

審判…か。

「そ…そうなんです、この人イカサマをして僕に勝ったんです。」

「ああん?お前なにいってんだ?俺がいつイカサマをしたって言うんだよ?」

「貴様、しらを切るつもりだな!だが貴様の行動は監視されていた!貴様がイカサマをしているのは確認済みなんだよ!」

「黙れ!おまえもぶっとばされてえのか!」

「力ずくか。サルめ!もういい、連れて行け!」

「な…離せ!!!」

屈強な男二人は茶髪の男を引っ張り連れて行った。

「もう大丈夫だ。」

「あ…ありがとうございます。」

「礼には及ばん、では、君のパズルカードとアンティカードをいただくとしよう。」

「え…?」

「どうしたんだ?早く出したまえ…出せないというのか?」

「…。」

「君もあの男のようになりたいか?」

メガネの男は茶髪の男が連れて行かれた先を指差す。

そこには屈強な男たちにやられたのか、顔をボコボコに腫らし、地面に横たわる茶髪の男が横たわっていた。

「ひぃ…」

「さあ!君に残された道は二つだ。私にカードを渡すか、それともあの男のようになるか。」

これは…

「ちょっと待て、お前、それじゃそこでボコボコになってるあいつとやってること変わらないぞ。」

ことの成行きを傍観していた瀬奈が唐突に口を開く。

「部外者は黙っていてもらおうか!」

「うるさい、なんだ?この大会の審判はこんな無茶もするのか?」

「審判?違うな?私達はこの大会…いや、このゲームの秩序を守る部隊、ジャッジメントだ!」

「そうか、まあ、とにかくお前等だって秩序乱してるだろうが。」

「黙れ!…おや?貴様!武藤瀬奈だな?」

「…そうだが。」

「無事に決闘街に参加しているということは…あいつ達、失敗したな。」

ん?失敗…瀬奈!こいつ達は!

「ああ、今朝のあいつ等はお前達の仲間か。」

「我らのリーダーが貴様を危険分子と判断したのだよ。まあいい、これは好都合だ!さあ武藤瀬奈、デュエルだ!」

パズルカードを集めている所を見ると、こいつも参加者らしい。

「ちょうど相手を探していたところだからな、いいぜ。」

「「デュエル!!」」
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後書き

結構疲れたww

割と含みの多いところが多いのは伏線ですww

んー次回からまたデュエルパートに入ります。

書き続けんととまるもんなあ…。

TURN4終了までは頑張っていきたいと思います。

予定だからね!

では、ブリュナでした。

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