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TURN  P-6 後編

よい子は真似しちゃいけないよ!

「オべロン、眠り粉。」

「わかった!」

たまたま蹴ってしまったために、襲いかかって来た石ころのようなポケモン…イシツブテにオべロンは眠り粉を振り掛ける。

…よし眠ったな。

「今だ。」

モンスターボールを投げつける。

「よし、イシツブテ捕獲成功…と。」

「やったな!セナ!…でさ?なんでオイラ達はまだ入り口付近なの?」

「さあ?」

長いこと歩き回っているが入口から一向に進まない。

「…参ったな。」

「どうするのさ!これじゃあハナダにつかないよ!」

「わかってる…。」

…どうしようか。

「まあ…進んでみるか。」

「そうするしかないよね。」

こっちだよな…

その時耳鳴りがした。

…またか。

さっきからたまに耳鳴りがする。

まさか…。

歩くのをやめてみると。

「おい、オべロン。どこに行くんだ?」

「え?」

オべロンが本来進むべき方向の逆の方向へ進んでいくのに気づいた。

この辺りに何かあるな…。

「セナ?どうした?」

「…」

どこだ?

その時何かの羽ばたきが見えた。

「オべロン、蔓であの辺りを叩け。」

「え?わ…わかった。」

俺の指さす方へオべロンは蔓を伸ばす…が

…逃げられたな。

だが眼で追える。

「よし、行け、ピカチュウ。」

遠距離攻撃できるのはこいつしかいない。

「そこ、電撃だ。」

よし、命中だ。

…耳鳴りが止んだ、やはりあいつが原因だったか。

「あいつ逃げてるよ!」

「もういい、気にするな。」

深追いすることに意味はないからな。

「道に迷った原因がわかったんだ、さっさと先に進むぞ。」

「はーい。」

俺たちはオツキミ山をさらに奥深くへ進んでいくことにした。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「ピカチュウ、電撃。」

「まかせて!」

さっき俺たちを迷わせていた原因のポケモンと同じ奴…ズバットをピカチュウの電撃で追い払う。

「だいぶ奥まで進んだね。」

「そうだな。」

行く先々ズバットが俺達の道を阻もうとする。

「なんでこんなにズバット多いんだろうね?」

「異常発生か…誰かが俺達の邪魔をしようとしているかだな。」

前者なら問題は無いが…後者ならいったい何のために?

そんな事を考えながら進んでいくと

…人だ!

なんだ?黒ずくめの…

「誰だ!」

しまった、見つかってしまった。

「えーと…」

「俺のズバットがことごとくやられているようだが…原因は貴様か?」

「え?」

…後者だったようだ。

「どうやら図星のようだな!俺はロケット団だ!どうだ!」

「は?」

何を言ってるんだ?こいつは?

「な…き…貴様まさかロケット団を知らんというのか?」

「え…ああ。」

「泣く子も黙るポケモンマフィアロケット団を知らんのか!」

こいつもしつこいな…。

「ああ、知らん。」

ん?黒ずくめ…?まさか…

「外でニドキングとニドクインを殺したのはお前か?」

「ふははは!そうだ!俺の目的はニドランの乱獲!そのために少々邪魔だったあいつ等は駆除させてももらった!」

「…何故殺した?」

「あいつらは邪魔だったといったろ?」

「…それだけの理由か?」

「悪いか?」

「ああ…許せないな。」

「ほう…俺に喧嘩を売っているようだな…ならば相手になろう!行け!ラッタ!」

ラッタと呼ばれた巨大な前歯を持ったポケモンが現れた。

「行け!ピカチュウ!…速攻だ!」

「OK!」

ピカチュウは一気にラッタとの距離を詰める

パァン

「え!?」

…が、乾いた破裂音によりピカチュウは驚き、動きを止めてしまう。

「かかったな!体当たりだ!ラッタ!」

「え?あ!わあああ!」

「ピカチュウ!」

完全な不意打ちで、ピカチュウはダウンする。

「くそ…卑怯な…銃だと!」

「勝てばいいんだよ!」

…くそ!

「俺達の作戦を知った以上ここから生きて帰すわけにはいかないな!さあ選べ!ラッタにやられるか、俺に殺されるかをな!」

どうする…。

「動くなよ?動いたら撃つぞ…。」

「貴様もポケモントレーナーならポケモンに殺されれば本望だろうな。さあ!行けラッタ!必殺前歯!」

「くっ!」

ラッタの強烈な一撃を避けることはできたが、その瞬間灼熱感が太腿を襲う。

「ぐぅ…。」

直撃は避けられたが…

「だから動くなと言ったろ、動くなと…次は頭を狙うぞ?」

「…」

どうする…?

「さあ!行け!ラッタ!」
…考えている暇は無い!

「いけっ!イシツブテ!」

「だから動くなと言っただろう!」

ロケット団の銃から弾丸が放たれる。

俺はそれを首をひねることで避けた。

「銃弾は真っ直ぐにしか飛ばないんだ、どこをねらっているかわかれば簡単に避けれる!」

「くそがぁ!」

ロケット団は頭に血が上り銃を乱射しはじめた。

俺はそれを逃げ回り避ける。

その後、カチッという音と共に銃弾が飛んで来なくなる。

…今だ!

俺はロケット団の腹にタックルをし、転ばした。

「このガキが!」

それでも奴は俺に銃を向けてくる。

「無駄だ!もう弾がないことはわかってるんだよ!」

奴の銃を蹴飛ばした。

そして、遠くへ飛んでいく銃。

蹴ったときにトリガーに掛けていた指が鈍い音を立てて折れたが…

正当防衛だよな…。

「ぎゃあああ!」

「さあ!形勢逆転だな!」

「ラッタ!何をしている…な…!」

ラッタの巨大な前歯は無惨にもへし折れている。

「イシツブテは石の固まりだ。そんなものを噛って歯が無事にすむはずないだろ?」

「くそぉぉ!」

といってもイシツブテも危ない状態になっているが…

「よくやった、戻れ、イシツブテ」

満身創痍のイシツブテをモンスターボールに戻す。

「…さあ、親の仇だ!行け!ニドラン!」

満を持して、ニドランを繰り出す。

「ニドラン!ラッタを角でつけ!」

前歯が折れてフラフラしているラッタをニドランの角の一撃でダウンさせる。

「さあ…後は好きにしろ。」

親の仇のロケット団を凄まじい殺気で睨み付けるニドラン。

「ひぃぃ!止めてくれ!殺さないでぇ!」

そんなロケット団の命乞いを意に介さず、近づいて行くニドラン。

「ひぃぃ!」

叫び声をあげ、気を失うロケット団。

そんな姿を見て、興味を失ったのかこっちを向くニドラン。

「もういいのか?」

頷くニドラン。

「そうか…ん?」

おや?ニドランの様子が?

ニドランの体が一回り大きくなり、力強さが増した。

これは…進化か。

ニドランをポケモン図鑑で見ると…ニドリーノか。

「よし、行くか…ん?」

ロケット団の荷物の中が蠢いている…

なんだ…?

恐る恐る開けてみると中には大量のモンスターボール…その一つが割れていて、中からニドランが出ている。

「よし…逃がしてやるか。」

----------------

「これで最後だな。」

全てのモンスターボールをあけ終えた。

「もう捕まるんじゃねーぞー。」

…だが。

「お前の姉貴はいなかったのか?ニドリーノ?」

「ああ…いなかった。」

「…そうか。」

…さてと。

「どうするんだ?ニドリーノ?あいつらを守ってらるのか?」

「…いや、俺は姉さんを捜す。あいつらはあいつらで上手くやっていくさ。」

「そうか…よし!行くぞ、ニドリーノ。ハナダシティを目指すぞ!」

「ああ!」

……………………………
ポケモンレポート

オベロン/フシギソウ LV17

ポッポ/ポッポ LV16

ピカチュウ/ピカチュウ LV14

ニドリーノ/ニドリーノ LV16

イシツブテ/イシツブテ LV10…ひんし
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今回の現実

ファイアレッドにはオツキミ山にラッタを使うトレーナーはいません。




\(^O^)/

たしか青にはいたような…

Re: TURN  P-6 後編

らったたん、前歯失ってカワイソス
(。´・ω・`。)ショボーン

前歯のないらったなんて・・・

→ダムルグ

> らったたん、前歯失ってカワイソス
> (。´・ω・`。)ショボーン
>
> 前歯のないらったなんて・・・

…ごめんなさいww

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