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TURN  P-4

書き終えるのに3日かかりましたww



「セナー?」

「…」

「セーナー?」

「…」

「セナってば!」

「…なんだ?オべロン?」

「お腹減ったよー。」

「…」

「疲れた!お腹減った!」

「…」

まあ、オべロンがこんな具合なのも無理は無い。

もうトキワの森に入って二日になる。

「…戻れ。」

流石にうるさいのでシールを剥ぎ、モンスターボールにオべロンを戻す。

普段なら抵抗するのに無抵抗だと…。

…しかし参ったな。

森に入ったばかりの頃たくさんいたポケモントレーナーも久しく見てない。

食料も底をついて久しい…下手すると餓死するな。

森から出ようにも道がさっぱりわからない。

高い木に阻まれ視界もきかないから…

そうだ、上から見ればいい。

「よし、来いポッポ。」

読んだ瞬間逃げようとするポッポ。

ワンパターンだな。

「逃がすか。」

捕まえてシールを貼る。

「離しなさい!食べ物無くなったらバイバイって言ったでしょ!」

「お前が一気に喰っちまったんだろうが。ほら、その分くらい働け。」

「嫌よ!」

「駄目だ。」

「嫌!」

「ったく…どっちにしろ手伝え、ほら、離してやるから上空から出口を探せ。」

「もう、これでバイバイだからね!」

「はいはい。」

ポッポは上空に飛び立った

…が、力無い、これじゃたいして飛べないだろうな。

「どうだ?なんか見えたか?」

「ちょっと待ちなさい!…あっ!」

「どうした?出口か?」

「違うけど…ちょっとこっちにきて!」

「わかった。」

ポッポのいる方角に向かうと、三匹の巨大な蜂が、一匹の小さな黄色いネズミを襲っている。

あれは…スピアーとピカチュウか。

…見過ごすわけにはいかないな。

「よし、ポッポ。急降下して体当たりだ。」

「わかったわ!」

上空からの高速での体当たりで一匹のスピアーをダウンさせた。

その一撃に二匹のスピアーはポッポの存在に気づき臨戦態勢をとる。

…流石に2対1では無理だろうな。

「よし、行け、オべロン。」

これで2対2だ。

「ポッポ、砂をかけて目潰し。」

砂が目に入ったのかスピアーは顔を伏せ動きが止まる。

今だ。

「お前ら、体当たりだ。」

ポッポとオべロンの体当たりによって、スピアー二匹は弾き飛ばされた。

お、ダウンした仲間を連れて逃げたか。

…そうだ、ピカチュウは。

全身に傷を負い、顔色が悪く、ぐったりしている。

これは即刻ポケモンセンターに連れていくべきだろうが…

こんな森の奥深くにポケモンセンターがあるわけもなく、入口も出口も何処にあるのか皆目見当もつかない。

「ちょっと!この子大丈夫なの!?」

「今考えてる、黙ってろ。」

何か方法は…。

「そうだ、傷薬と毒消しがあったはずだ。」

トキワシティーで買ったのがまさかこんなとこで役に立つとは。

とりあえずこれで大丈夫か…どっちにしろしばらく様子を見ないと…おお、一気に元気になった。

ん?ピカチュウがなにか言ってる。

「なんて言ってるんだ?」

「うん♪お礼がしたいって♪」

「ポッポ…お前嬉しそうだな。」

「だってもしかしたら久々にご飯食べれるかもよ♪」

「まあ、そんなとこだろうと思ったが…。」

そもそもポケモンから招待ってどうなんだ?

どうしたものかと考えていると俺の腹が鳴る。

…さすがに腹減ったな。

「よし…行ってみるか。」

「おー♪」

背に腹は変えれないよな…

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「ぶはぁ!…やっと抜けたか。」

道なき道を暫く歩きまわり、獣道を抜け、最後はギリギリ通れるくらいのトンネルを抜けて、やっと着いた…まあ相変わらず森だ。

とはいえ、ある程度開けた場所ではある。

そしてそこらじゅうピカチュウだらけだ。

…あれ?なんかピリピリしてるぞ。

雰囲気ではなく、現実にピカチュウ達が電気を電気袋に溜めている…

原因は…俺か?

「ポッポ…説明。」

「え…あ、そうだ。私電気駄目だからオべロンに交代したいなあ…」

「いや、お前も道連れだ、そもそももうお前俺のポケモンじゃないんだろ?」

「え…無かったことにしてあげる。」

「…とりあえず説明。」

「えっと…まあ、ピカチュウ以外の生物は全部敵よね…こういう場所の場合。」

「まあ…そうだな。」

絶体絶命か…

そんな事を考えていると、さっき手当をしたピカチュウがなにやら説明をしてくれている。

「…ポッポ?」

「…ああ、さっきの事情を話してくれてるみたい。」

すると、ピカチュウ達はその電撃を納めて、好意的に近付いてきた。

「…助かったな。」

「…そうっぽいわね。」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

ピカチュウ達が用意してくれた木の実を物凄い勢いでポッポとオべロンは貪っている。

勿論俺にも用意されているんだが…

…俺はこれを食えるか?

「セナー?食べないの?食べないならオイラもらうよー。」

「…ちょっと待ってくれ。」

正直空腹も限界だし…よし!

思い切って食ってみる。

「…美味い。」

確かにあいつらががっつくのもわかる気がする。

ある程度腹が満ちたらなんだか眠くなってきた…

頭を振って眠気を覚まそうとするが、一向に振り払えない。

駄目だ…。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

空気を震わす重低音が耳に入り唐突に目が覚めた。

「…なんだ?」

「セナ!やっと起きた!さっきのスピアーが仲間を連れて襲って来たんだよ!」

「…なんだと?」

空を見ると20匹程のスピアーが空を埋めている。

やつらの目的は…俺たちか?

「どうする?セナ?」

「決まってるだろ、迎え撃つ!」

まずは…

「ポッポ、撹乱しろ。」

ポッポが空を飛びまわりスピアーを撹乱しようとしたが…

「反応無し…だと?」

と…言うことは…

やつらの目的は…ピカチュウだ!

「お前ら!逃げろ!」

俺の声を聞き、ピカチュウ達は逃げ出した。

「これでよし。」

「セナ!さっきのピカチュウが残ってる!」

「なんだと?お前も早く逃げろ!」

俺の声を聞かず、ピカチュウはスピアーの群れへ向かっていく。

「くそ!」

一か八かで俺はピカチュウにモンスターボールを投げる。

そしてそこに遅いかかってくるスピアーの群れ。

どうなった…?

ピカチュウを見失い、戸惑うスピアーの群れが見える。

そしてそこに転がるモンスターボール。

「捕獲…成功だ!」

そして…今だ!

「オべロン、やつらを蔓でなぎ払え!」

「わかった!」

オべロンの蔓による横殴りの一撃で、ピカチュウを探していたスピアー達はまとめてなぎ払われた。

これで半分以上は減ったな。

「残りは…」

空を見るとあと7匹のスピアーがこちらの出方をうかがっている。

そして、そのなかでひと際目立つ大きさのスピアーがいる。

…あいつがボスか。

「ポッポ、あのでかいスピアーに体当たりだ!」

ポッポは体当たりを仕掛けた

…が、回避されてしまう。

「…が、それくらい読んでる!」

俺はさっきピカチュウを捕まえたモンスターボールを拾いスイッチを押し、スピアーに投げつける。

「いけ!ピカチュウ!」

中からピカチュウが出てきて、ポッポの体当たりにより隙を作ったスピアーに張り付く。

「そのまま零距離電撃だ!」

ピカチュウの電撃を浴び、スピアーのボスはダウンする。

この巨大なスピアーがダウンし司令塔を失ったためか、他のスピアーは撤退を開始した。

よし。

「俺達の勝ちだ!」

「やったな!セナ!」

「ああ…あれ?」

体の力が抜ける。

「お…セナ…」

勝ちに安心し、気を抜いた瞬間、同時に体から力まで抜けた。

「お…」

意識が…

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

…まぶしい。

朝日が目に入り俺は目を覚ます。

「あ、起きた。」

「オべロン…」

ああ、俺完全に寝てたのか。

「ピカチュウがまたお礼したいって言ってるよ。」

ありがたいが…これ以上の長居は無用だな。

「一宿一飯の恩ってやつだな、まあ気にするな…よし、早いとこ二ビシティを目指すぞ。」

「うーん?そう?」

オべロンは渋々了承した。

ポッポは…大反対しているようだが…気にしないことにしよう。

ん?ピカチュウがこっちを見ている。

「どうしたんだ?ピカチュウ?」

そういえば俺こいつ捕まえたんだったな。

「お前はもう自由だ。スピアーには気をつけるんだぞ?」

それでもこっちを見ている。

「ん…お前も一緒に来るか?」

ピカチュウは嬉しそうに頷いた。

「よし、よろしくな、ピカチュウ。」

また何か言ってる。

「なんて言ってるんだ?」

「よろしくってさ。」

「そうか。よし、行くか!」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「さて…と。」

また道なき道を抜け、もといた場所に戻る。

…相変わらず迷ったままだよな。

「よし、こい。ポッポ。」

また逃げようとする。

「待てこら。」

また捕まえシールを貼る。

「離しなさいよ!私は自由になるの!」

「…聞かなかったことにしてやる。」

「あんたなんにも持ってないでしょ!」

「ん?ちょっと待て。」

こう来ることが目に見えていたので、用意していた木の実を差し出す。

「そ…それは!」

「ああ、ピカチュウ達から少し貰って来たんだ…欲しいか?」

「あたりまえじゃない!」

「よし、働いてこい。」

「仕方ないわね!行けばいいんでしょ!行けば!」

そしてポッポは空に飛び立つ。

昨日とは違い勢いがいい。

「どうだ?何か見えたか?」

「だーかーら!ちょっと待ちなさいよ…あ!」

「どうした?昨日みたいのはもう勘弁だぞ。」

「いや!出口よ!」

やっと出れるか…。

「どっちだ?」

「こっちよ!」

「よし!一気に抜けるぞ!ポッポ!」

……………………………………

ポケモンレポート

オべロン/フシギダネ LV11
ポッポ/ポッポ LV11
ピカチュウ/ピカチュウ LV9
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今回の現実

20分とかで抜けました

Re: TURN  P-4

ちょwww

あと書きがめっさシュールwww



→ダムルグ

現実はこんなもんwww

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